バドミントンはお金のかかるスポーツです。特にシャトルは熱心に練習をしていると1時間もしないうちに使い物にならなくなってしまいます。プロの試合を見ていると、1回の試合で何度もシャトルを交換していますよね。
つまり、シャトルは消耗品であることを覚悟しなければならないのです。しかしながら、部活の予算や個人の資金を考えるとシャトルにだけお金をかけるわけにはいきませんよね。
そこで今回はおすすめのシャトルを紹介しつつ、そのシャトルごとの使い分けをおすすめしたいと思います。
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バドミントンのシャトルおすすめ3選
バドミントンのシャトルでおすすめなのは、日本バドミントン協会(NBA)認定の第1種検定合格球。ただし、値段は高額です。NBA認定球とはたとえばヨネックス ニューオフィシャル。
検定合格球なので公式試合で使用されることが多いです。そのため大会直前には絶対に使っておきたいシャトルです。しかし、1つあたり約500円するので高額なことがデメリットとなります。
試合当日と前日には必ず使用したいですが、普段の練習から使うのは難しいと思います。そこで少しグレードを落とすならば世界バドミントン連盟(BWF)公認球を使うことをおすすめします。
シーピーシーブルー CPC BLUE SNOWPEAK SP404(BWF公認球)同等品
以前、当サイトで紹介していたスノーピークSP404が一時期購入できなくなっていたので代わりを探してみました。スノーピークを販売しているCPCが製造・販売をしています。BWFの認定も受けているので品質は悪くないでしょう。価格は3,600円程度(※送料別)なのでNBA第一種検定球よりお得と言えます。
スノーピークSP404も購入できるようになっています。それぞれ大きな差はないと思いますが、気になる人は一度だけでも両方購入して比較するの一手です。
SNOWPEAK スノーピークSP404【1ダース】(特級 青) BWF公式級
中級者以上で基礎打ち練習ができるレベルのプレーヤーならば、このシーピーシーブルー CPC BLUEを使うといいでしょう。まだラリー中に空振りをしてしまったり、フレームショットが多かったりする初心者レベルの人は、さらに安価なシャトルを使って練習をしたほうがいいと思います。
例えば次にオススメするシャトルです。
ラケットプラザオリジナルのシャトルである【無印】シャトルコックはとにかく安いのが特徴。水鳥の羽を使用しているがガチョウではなくアヒルの羽を使用しているので安価に抑えられているのでしょう。耐久性も極端に悪くはないので、屋内で練習するならこの羽根が断然にオススメです。
せっか屋内で練習できる機会があるならば、ナイロン製のシャトルより水鳥の羽を使ったシャトルを使いたいですよね。打球感も飛び方もナイロン製と水鳥では全く異なるので、上達したいなら安くても水鳥の羽を使ったシャトルがいいでしょう。
シャトルの価格が異なる理由
シャトルの価格の違いは主に土台のコルク部分と、羽根部分の素材によって決まります。ちなみに「コルクは天然コルク・人工コルク・圧縮コルクに分類可能です。
一番品質がいいのは天然コルク。コルクガシという樹木の樹皮を加工した木の皮から作られています。公式試合で使われるシャトルは天然コルクが使用されています。
羽根部分はナイロン製か天然(水鳥)製なのかで価値が変わってきます。当然、天然性のほうが高級品です。中でもガチョウの羽根を使用しているシャトルは耐久性が高いので検定合格球で使用されています。
つまり、検定合格球は天然素材をコルク・羽根両方に使用している最高級品であるということ。これならば、見た目が同じに見えても値段が高いことに納得がいくのではないでしょうか。
参考:バドミントンのシャトルでコスパがいいシャトルの種類と評価を比較
【まとめ】実力・試合日程に合わせたシャトルを選ぼう!
バドミントンのシャトルは消耗品です。だからといって羽が欠けているシャトルを使っていても上達難しい。しかし、お金は有限ですのでどこかで折り合いをつけて使っていくしかありません。
そこで試合当日と前日はNBA検定合格球、試合の1週間ぐらい前はBWF認定球、普段の練習は練習球と使い分けていけば経済的に練習ができるでしょう。
またシャトルは季節毎に使い切ることを心がけましょう。試合で使用されるシャトルは、当然季節ごとの気温に適したスピード番号が用いられます。試合で勝つためには、試合と同じスピード番号のシャトルを使って練習したほうがいいのは言うまでもありません。
大量に購入すると1ダース毎に購入するよりお得になりますが、シーズン毎に使い切れる量を購入するようにしましょう。シャトルの番号(ナンバリング)については下記の記事で詳しく解説しています。シャトルナンバリングを知らなかったアナタは下記の記事もチェックしておいてくださいね。
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バドミントンのシャトルの番号の見分け方!季節によって飛距離に違いが出る
バドミントンのシャトルの番号の見分け方は、シャトルの入っている筒の上蓋に丸いシールが貼ってあります。それが外気温別の適正番号です。 したがって、バドミントンのシャトルには季節ごとに合った ...
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参考:バドミントンのシャトルの番号の見分け方!季節によって飛距離に違いが出る
この記事で紹介したアイテム
YONEX ニューオフィシャル
シーピーシーブルー
スノーピークSP404
SNOWPEAK スノーピークSP404【1ダース】(特級 青) BWF公式級
無印