バドミントンはお金のかかるスポーツです。ラケット、シューズ、さらに定期的に交換しなければならないガット(ストリングス)、グリップテープと他のスポーツに比べてとにかくお金がかかります。
特にシャトルは短命で1ゲーム、もしくは短い時には1時間もしないうちに羽が欠けてしまって使い物にならなくなってしまいますよね。そこで少しでも費用の負担を抑えるためにコストパフォーマンスのいいシャトルを選びたいとあなたも思うでしょう。
そんなあなたのために今回は、バドミントンのシャトルでコスパが一番いいシャトルとシャトルの種類についてお教えします!
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コスパがいいバドミントンのシャトルの定義は?
コスパの良いバドミントンのシャトルの定義としていくつかポイントはあると思いますが、その中でも下記の3つは最低限満たしていなければならないでしょう。
- 羽がすぐに欠けない。
- シャトルが変形しない。
- フライト(飛行性)が安定している。
つまり、重要なのは「耐久性」と「飛行性」この2つの条件を満たしていればコスパのいいシャトルと言えます。そしてこれらの条件を満たしていて値段もリーズナブル(=コストパフォーマンスが高い)なのは、海外製のシャトルです。
そもそも見た目は同じシャトルなのに、どうして大きく価格差が出てくるのかというと、シャトルを構成する羽部分とコルク部分の材質・素材が違うからです。次にこのシャトルを構成している羽の材質と、土台部分となるコルク部分についての違いを説明していきます。
シャトルの価格は土台のコルクと羽で決まる
シャトルの値段は土台部分であるコルクの素材と羽の部分が何で作られているかで変わってきます。それぞれコルクと羽の違いについて解説します。
シャトルの土台となるコルク部分
シャトルの土台となっているコルク部分は、天然コルク・人工コルク・圧縮コルクの3種類に分類可能です。それぞれのコルクの特徴とメリット・デメリットについて説明していきます。
天然コルク
天然コルクは、コルクガシという樹木の樹皮を加工した木の皮から作られたものです。後述するガチョウの羽根と同様に高級素材に分類されます。公式試合で使われるシャトルのコルクはこの天然コルクがほとんどです。
当然ながら値段は高いですが打球感が一番よく優れていて、シャトルのコントロールも非常にしやすいのが特徴です。
人工コルク
人工コルクが製作されるようになったのは、原材料の高騰が理由と言われています。天然コルクに似ている樹木を元に作られていて、特徴は天然コルクに色が近いことです。
しかし、実際に打ってみると分かりますが、天然コルクと比べるとやや打球感が硬く感じるでしょう。打球感が変わっているので、当然コントロールは天然コルクに比べて劣ります。
圧縮コルク
一番安価なのは、天然コルクを素材とした圧縮コルク。圧縮コルクとはコルクの粒などを集めて、接着剤で固めて作るコルクのことです。コルクの上にかぶせてある白いカバーから見ても、表面がゴツゴツしているのが分かります。
メリットは価格が安いことですが、羽根が折れていなくてもコルク部分が崩れてくる可能性があるのがデメリットです。
羽の素材は主に2種類
シャトルの羽の部分は、水鳥の羽を利用した天然製かナイロン製の2種類に分けることができます。さらに水鳥の羽は、ガチョウの羽とアヒルの羽の2種類あります。
続いて水鳥の羽とナイロン製の羽の違いと、水鳥の羽の2種類の違いについて説明していきます。
天然製の羽
天然製のシャトルの羽は、ガチョウの羽かアヒルの羽でできています。公式競技用の試合球にはガチョウの羽を使用することと規定されています。なぜならば、アヒルの羽よりガチョウの羽のほうが耐久性が高いからです。
もちろん土台部分となる部分は天然コルクで作られているので、天然素材×天然素材の最高級品であると言えます。
天然製シャトルでも安価なのは、アヒルの羽でできたシャトル。見た目の違いとしてはアヒルの羽のほうがガチョウよりも白くキレイに見えます。安価な天然シャトルの中には、ガチョウとアヒルの羽を混合して製作されたシャトルもあります。
アヒルの羽のメリットは、ガチョウの羽よりコストが安いことです。ただし、耐久面で言うとガチョウの羽には劣るのがデメリットと言えるでしょう。
ナイロン製の羽
ナイロン製の羽でよく見かけるのは、100円ショップやホームセンターで売られているバドミントンセットに同梱されているシャトルです。スポーツ用品店にもナイロン製のシャトルは売られています。
ちぎれたり、変形したりしない限り使い続けることができるので、非常にコストパフォーマンスがいいように思えます。しかし、天然素材とは飛び方や打球感がまったく異なるため、スポーツとしてバドミントンをするならおすすめはしません。
レクリエーションとして楽しむなら問題ありませんが、スポーツとして真剣にバドミントンに取り組むならば天然素材にこだわるべきです。初心者であっても、安価な天然素材でできたシャトルで練習するほうが上達につながります。
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なぜならナイロン製の羽根は打球感がまったく異なる上、フライト(飛行性)が天然素材とはまったく違っているからです。もし、屋外でしかシャトルを打つ機会がないとしても、水鳥の羽根であることに最低限こだわりましょう。


シャトルの値段はピンからキリまで!
シャトルの値段は一番安いものでは1球100円からありますが、高級品では1球400円以上するものもあります。常に高級品で練習するのは経済的負担が大きすぎて辛いですよね?
そこで冒頭でもお伝えしましたが、練習用のシャトルには下記の海外製シャトルをオススメします!
練習球でオススメなのはBWF認定の「シーピーシ- ブルー」
安い練習球を購入しても、耐久性がないためにすぐに羽が欠けてしまったりして使い物にならなくなってしまいます。そこで普段の練習では、海外の公認球を推奨します。
日本の公式試合で使用できるシャトルは、日本バドミントン協会が認定したシャトルを使うことになっています。有名なのはヨネックスのニューオフィシャルですね。しかし、日本バドミントン協会が認定したシャトルは高級品。1ダース(12球入り)で4,000円程度します。
ただし、試合で使われている検定球というのは、ヨネックスだけが認定されているわけではありません。海外製のシャトルも含めて、他メーカーのシャトルも認定を取得しています。
その中でもシーピーシー・ブルーは飛行安定性にも優れており、耐久性も高いです。値段も3,000円程度と有名メーカーの練習球(検定を受けていない廉価版シャトル)と同じくらいの値段で購入可能。
予算に余裕があり、常に試合球と同じ検定を受けたヨネックスのシャトルを練習でも使えるならばそれが一番いいのですが、そうでないなら有名メーカー以外の検定球を練習に用いるべきでしょう。
以前当ブログで紹介していたスノーピークが売り切れとなって困っている人もいるでしょう。スノーピークSP404の同等品なので、スノーピークが購入できなくなっている人はこのシーピーシー・ブルーを購入しましょう。最高級のグース両羽を使用しているので、ほとんどスノーピークと変わりません。
最終調整の練習では試合と同じシャトルを使うべし
試合前日や試合直前の練習では、日本バドミントン協会認定の有名球を使いましょう。国内試合であればヨネックスのニューオフィシャルがほとんどを占めているので、それを使用して最終調整をするのがベスト。
練習球と試合球、メーカーが違うだけで検定に通っているので違いはわずかなものです。しかし、そのわずかな違いが試合の勝敗を分けることにもなりかねない。最終調整という意味を込めて日本バドミントン協会が認定している有名な検定球を使いましょう。


コスパの良いシャトルを使用して経済的に効果的な練習をしよう
費用のかかるバドミントンで一番消耗が早いシャトルの費用を押さえたいなら、有名メーカー以外の認定球を推奨します。
安いシャトルだと耐久面で劣るのですぐ壊れてしまい、使い物にならなくなってしまうでしょう。結果的にコストパフォーマンスは高くないことになります。ナイロン製のシャトルは丈夫で壊れにくいですが、天然製と差がありすぎるのでスポーツとしてバドミントンをするならオススメできません。
一番いいのは有名メーカー以外の海外認定球を使うと、耐久性が高く長持ちし値段もリーズナブルであるので、結果的にシャトルのコストを安く抑えることが可能。


またオススメのシャトル3種類を厳選し紹介しているので、コチラの記事も参考にしてみてくださいね。⇒バドミントンのシャトルでおすすめはこの3種類!
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