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バドミントンで空振りするのはなぜ?まずは距離感を掴むコツから

2018年9月6日

 

バドミントンで空振りするのはなぜでしょうか?結論から言うと主な原因は、ラケットと腕の長さを足した距離を掴むことができていないから。

 

もしくは、シャトルとの距離感が掴めていないのが原因なのがほとんどです。でも、さすがに空振りは恥ずかしいですよね?

 

しかし、恥ずかしがることはありません。なぜなら、プロ選手でさえも最初は初心者の時代が必ずあり、空振りを経験しているから。

 

空振りは誰しもが通る道ですので、今回は空振りを減らす方法について解説していきます。

 

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バドミントンで空振りするのはなぜ?

視力の問題

近視・乱視・老眼

ハッキリと申し上げますが、目が見えていないとシャトルは見えません。普段はコンタクトレンズやメガネに頼らなくても、日常生活ができる人でもバドミントンをするための視力が足りていないことがある。

 

他のスポーツ、とりわけ球技の中において、バドミントンの球であるシャトルは小さいです。だから見えなくても仕方ありません。特に天井高くにあがったシャトルを見失ってしまうことは、視力が弱ければありえる。

 

この視力の問題に関してだけは練習方法だけでは問題解決になりませんので、コンタクトレンズやメガネなどで矯正してください。

 

動体視力が未熟だから

 

そもそも動体視力とは何かというと、これは文字のごとく、動くものを見る力のこと。したがって、「私は目が悪い=視力が弱いから見えない。」ではありません。弱視が原因の場合もありますが、動体視力が未熟なことが原因となっている場合がある。

 

特に視力に問題がないのにもかかわらず、空振りをしてしまう場合は、スマッシュショットのスピードが速すぎて、目で追えていないのは動体視力が原因。

 

しかし、動体視力が低いからと言ってバドミントンの上達を諦める必要はありません。なぜならば、動体視力は鍛えることができるから。バドミントンを続けていると自然と動体視力は上がっていきます。それでも、意識的に動体視力を上げるためには、トップクラス選手の試合を見る等の努力が必要。

 

この動体視力が上がると他のスポーツでの実力も上がります。動体視力が向上することによって相手の動きやボールを早く認知することができるようになるため、結果的に次の自分のモーションを早くすることができるようになる。

 

バドミントンに限ったことではありませんが「経験・場数」をこなすことによって向上するのが動体視力です。「見る・考える・動く」この3つの要素が、脳まで伝達される速度があがることが動体視力があがることであり、高いパフォーマンスをおこなうのに必須の能力であると言える。

 

シャトルを最後まで見ているか

当然のことですが、シャトルを見ていないとラケットにシャトルは当たりません。もっと言えば、シャトルがラケットのガット(ストリングス)面に当たるその瞬間までをハッキリと見ていないといけないのです。

 

空振りをしてしまう選手の特徴として大振りし過ぎていて、打点が後ろになってしまっている選手がいる。これはオーバーヘッドストローク(頭上でラケットを振ること)だけに限らず、全てのストローク(ラケットを振ること)に共通して言えることです。

 

バドミントンの基本は体の前でシャトルを捕えて打ち返す(リターン)すること。ある程度バドミントンに慣れてきて、たまに空振りをしてしまう選手はこの基本をよく思い出して自分の動きを見直しましょう。

 

 

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ラケットと腕の長さを覚える

バドミントンは自分の手と実際のシャトルが当たるところの長さが50センチほど離れている。テニスや卓球などのラケット競技をやったことが無い人は、この感覚がないので苦労します。

 

ラケットと腕の長さ・距離感を掴むのに最適な練習は「シャトル拾い」練習のやりかたは簡単で床に置いてあるシャトルをラケットを使って拾い上げるだけです。繰り返し練習をして10回やったら10回必ず拾い上げることができるぐらいになるまで、繰り返して練習を行いましょう。

 

シャトルとの距離感を正確に把握する

まずは、上から落ちてくるシャトルを正確に打てるようになりましょう。クリアーやロビングショットに対応するため、オーバーヘッドストローク(頭上でラケットを振ること)での空振りを減らすことから始めること。

 

この上から落ちてくるシャトルとの距離感覚を養う練習に適当なのは「リフティング(ドリブル)」。サッカーやバスケットボールでもボールに慣れるためにやる練習です。

 

バドミントンではシャトルを真上に打ち上げてフォアハンド(イースタングリップ)・バックハンドどちらでもできるようになりましょう。最初はなるべく高くあげることを目標として、慣れてきたら自分の思い通りの高さで打てるようになるまで繰り返すこと。

 

この練習ではシャトルとの距離感を養うことも大事ですが、グリップの持ち替えの練習にもなります。また腕の力だけでラケットを振るのではなく、手首を使うことと、グリップを握りこむことによって発生する伝導力で打つ感覚も習得・養成できる。

 

 

力みすぎている可能性あり

初心者の心理として、空振りを恐れるがために力みすぎている、体に力が入りすぎているために全身の筋肉が緊張してしまっていることがある。これでは、いいショットは打てません。

 

体に必要以上の力が入ってしまうと、全身を使えないので遠心力を利用した正しいフォームで打てないデメリットも出てくる。遠くに飛ばしたい、力強い下向きのショットが打ちたいと思うあまりに力んでしまうのは最初のうちは仕方のないこと。

 

しかし、バドミントンでは、力がなくてもシャトルは相手コート奥まで飛ばせますし、下向きの力強いショットを打つにも強靭な筋力は必要ありません。

 

この力みすぎの問題は解消するには「素振り」を繰り返して正しいフォームを会得すること。シャトルが飛んできたときにどう対処すればいいか分からないから、筋肉が緊張してしまい、また無駄なところに力が入ってしまいます。

 

力みすぎを解消するためには各ショットに対応する正しいフォームとフットワークを習得することから始めるとよいでしょう。

 

 

まとめ

 

空振りは誰もが避けて通ることのできない失敗です。しかし、それを理由に面白くない、できないと言って諦めてバドミントンをやめてしまうのは非常にもったいないこと。

 

正しい練習を積み重ねれば必ず上達していきます。最初からプロ選手のようなプレーができる人はいません。みんな地味な練習から繰り返しの反復練習をして、成長していっているのです。

 

2018年現在活躍しているバドミントン選手の奥原希望選手はこう言っています。

 

今、自分の目の前にある事、取り組んでいる事に対して、常に全力でやっていれば、必ず後になって、良かったなって思える」

奥原希望

 

繰り返しになりますが、最初からできる人などいません。「シャトル拾い」や「リフティング」などの練習の積み重ねが最終的には上達へつながっていきますので、空振りを恥じることなく練習へ取り組みましょう。

 

 

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