ラケットワーク

バトミントンのラケットの正しい持ち方(握り方)と種類を解説!

2018年10月23日

バトミントンのラケットの持ち方=グリップの握り方は競技経験者や教えてくれる人がいないと間違った持ち方のままで競技を続けることになります。

 

この間違った持ち方を続けていると、ある程度の実力から上達することは難しくなります。

 

また間違ったラケットの持ち方をしていると最悪の場合、手首の腱鞘炎などのケガにつながる可能性があります。誰しも痛い思いはしたくありませんし、それが原因でバドミントンを嫌いになってしまうのは非常に悲しいことですよね。

 

そうならないためにも今回はバドミントンのラケットの正しい持ち方について解説していきます。

【バトミントン】正しいラケットの持ち方

結論からお伝えすると、バトミントンのラケット持ち方に正しい持ち方は存在しません。しかし、手首を痛めてしまう持ち方など明らかに間違った持ち方はあります。そこでベースとなる4種類の持ち方を覚えて、状況に応じて持ち方を変えることを覚えましょう。

 

4種類のグリップの持ち方は下記の4つです。これらのグリップの持ちかえをスムーズかつ素早くできるようになるのがベストです。

  • イースタングリップ(フォアハンド)
  • サムアップグリップ(バックハンド)
  • ウエスタングリップ
  • コンチネンタルグリップ

続いて、それぞれのグリップについて解説していきます。

 

 

イースタングリップ(フォアハンド)

利き手側のラケットの持ち方のひとつがイースタングリップ(フォアハンド)。力を入れやすい持ち方で、攻撃的なスマッシュショットなどを打ち込むときに多用されるシーンが多く、利き手側であるフォアサイドのショットを処理するのがこのイースタングリップという持ち方になります。

 

ラケットの面(ガットが張ってある部分)と床が垂直になるように持つのがこのイースタングリップの持ち方です。

 

一言アドバイス
このイースタングリップの持ち方を教えるときは握手をするように手を出す、包丁を持つときと同じように持つと指導するのが一般的!

 

ラケットの持ち方で基本となるイースタングリップですが、バドミントンを始めたばかりの人がやってしまいがちな間違いがあります。それは指とラケットグリップの間を作らず、強く握りこんでしまうことです。

 

こうなってしまうとグリップの握り替えがスムーズにできないだけでなく、ラケットの可動域も狭めることになります。ここで言うラケットの可動域とは、手の平とラケットのグリップの間にある隙間のことです。

 

シャトルがラケットに当たる瞬間(=インパクト時)に手の平とグリップを握り混むことでスイングの力を確実に伝えることができます。そのためインパクトの直前までは完全にグリップを握りこまず、手の平とグリップの間に空間を少し作っておくことが大切なのです。

 

イースタングリップができていないとラケット面が安定しないため、飛んでくるシャトルに対して毎回違うアプローチをすることになります。そのため、シャトルに当たらない時が出てきます。

 

こうならないためには、まずイースタングリップでの素振りを行って回内運動(うちわで自分を仰ぐ時の手首の動きのこと)をしっかりと身につけましょう。この素振り練習の目的は、肘から先を動かして打つという感覚を養うことです。

 

参考:バドミントンでは手首を固定して打つ!?正しくは回内の運動が重要

 

そして空振りをしないためには、正しいフォームを体に覚えさせましょう。正しいフォームが身につけば、シャトルの落下地点に移動して空振りをするということは減るでしょう。

 

イースタングリップによる空振りはオーバーヘッドストロークで起きやすいです。オーバーヘッドストロークを習得したいなら、下記の旗打ち練習が最適です。ぜひ参考にしてみてください。

参考:バドミントンの旗打ち練習!正しいフォームの作り方と打ち方

サムアップグリップ(バックハンド)

サムアップグリップ(バックハンド)の持ち方は、イースタングリップの親指をずらしてグリップの六角形の広い面積の部分に親指を当てた持ち方

 

主にレシーブの際やバックサイド(利き腕と反対側)に飛んできた球へ対応するときに使う持ち方です。イースタングリップに比べて広い範囲をカバーすることができるのがサムアップグリップのメリットですが、親指で「押す・弾く」という感覚が難しく苦手とするプレーヤーが多いのも事実。

 

逆に言えば早い段階からサムアップグリップに対する苦手意識を克服できれば、他の人たちよりも早い上達が期待できます。イースタングリップとサムアップグリップの持ち替えがスムーズにできるようになれば、今まで打ち返すことができなかったショットにも対応できるようになるでしょう。

 

 

ウエスタングリップ

ウエスタングリップの持ち方は、床に置いたラケットに上から手をかぶせるように持つのがウエスタングリップ。一般的にはフライパン持ちと言われ、英語では「panhandle grip」と呼ばれています。

 

「panhandle」の意味は「フライパンの柄」のことなので、つまりフライパン握りということです。初心者の方や初めてラケットを持つ方の多くが、自然とこのウエスタングリップになるでしょう。理由は、ラケットの面が前にくるので打ちやすいからです。

 

レクリエーションレベルでのバドミントンならば、この予備動作が少なくて済むウエスタングリップのほうが楽でしょう。さらに言えばウエスタングリップなら、ラケットをシャトルに向かって出すだけなので空振りなどのミスも減らせます。

 

このウエスタングリップをスポーツとしてバドミントンをプレーするときのメリットは、シャトルに対してガット面を合わせるのが簡単なことです。例えば、ドライブショット、プッシュショットなどでウエスタングリップを用いるのは非常に有効と言えます。

 

これらのショットは基本的にダブルスの前衛選手が使用するシーンが多く、そのためダブルスで前衛に居る場合はイースタングリップよりも、ウエスタングリップで構えている方が楽にリターンができることもあるでしょう。

 

参考:バドミントンでドライブを打つときのラケットの持ち方のポイント

 

ウエスタングリップのメリットを述べてきましたが、デメリットも存在します。ウエスタングリップでは手首の可動範囲が狭くなるので、回内・回外運動が使用できなくなることが最大のデメリットです。

 

とくにオーバーヘッドストローク系ショット、スマッシュ、クリアなどは打ちにくくなります。

 

したがって、ウエスタングリップをスポーツ競技バドミントンの中で使うなら、回内・回外運動を使うイースタングリップやサムアップグリップを先に習得してください。これらの持ち方は多くのショットを打つときに使います。

 

ラケットにシャトルを当てるのが簡単だからとウエスタングリップばかり使っていると、回内・回外運動を使うイースタングリップとサムアップグリップが上達しません。

 

あくまでもウエスタングリップは補助的な持ち方として思っておいてください。ウエスタングリップで打つ方が良い場面もあると覚えておけば良いでしょう。

 

参考:バドミントンのプロ選手でウエスタングリップへ握り替えをする選手はいる?

 

 

コンチネンタルグリップ

コンチネンタルグリップはラケットの面の向きを意識することが大切。手の平の向きと、ラケットの面の向きが同じになるようにするとイイでしょう。

 

コンチネンタルグリップの持ち方は、イースタングリップからラケットヘッドを斜めにして地面に対してラケットの面が45度ぐらいの角度になっている状態です。またコンチネンタルグリップだとそのままバックサイドに飛んできたシャトルも処理できるメリットがあります。

 

先にお伝えしたサムアップグリップはラケットの回転運動ができないため推奨しない指導者もいます。無論、コンチネンタルグリップで全てのショットが対応できるかと言えば、そのようなことはなく個人差が出てきます。

 

コンチネンタルグリップでバックサイドのショットが難しいのであれば、サムアップグリップに持ち替えても問題ないでしょう。

 

参考:バドミントンのグリップの握り方!握り替えは親指がポイント

 

 

まとめ

バドミントンのラケットの持ち方、グリップの握り方には4種類あるとお伝えしました。それぞれ適切な場面で活用することによって、ショットの威力は増大します。

 

バドミントン初心者脱出のためには、グリップの持ち替えが大事と言えるでしょう。グリップの持ち替え練習であれば、広いスペースは必要ないので自宅でも気軽に行えます。

 

イースタングリップからサムアップグリップへ持ち替えたり、ウエスタングリップで持ってラケットのグリップを握りこむことによってラケットを動かす感覚を掴む練習をしましょう。

 

そのときにラケットの面がどの方向を向いているのか意識すると、空振りが減っていくでしょう。

 

一言アドバイス
向上心が高い選手が試合では勝ちます。常にうまくなりたいという想いを忘れずに練習に臨みましょう。

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