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バドミントンのルール・マナー、悪い態度は反則!?挨拶はしっかりと

2018年10月9日

 

バドミントンのルールでは試合中のマナーについて記載されている文言があります。うっかりやってしまいがちになっていたり、初めての試合で思わずやってしまったりすると、反則=フォルトとして扱われる場合があります。

また相手選手ともですが審判への心象を悪くすることはなんのメリットもありません。

 

最悪のケースは「失格」として試合を継続させてもらえなくなることもある。その場合は公式試合だとブラックカードを提示されて退場することになります。また警告の段階ではイエローカードやレッドカードが使用されるのです。

 

今回はバドミントンの試合において守るべきマナーについてお話ししていきます。

 


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バドミントンのルールでマナーに該当する規定

バドミントンのルールでマナーに該当する文言は「第16条プレーの継続、不品行な振舞い、罰則」中にて記載されています。具体的な内容については下記に引用しますね。

 

第4項  プレーの遅延
⑴ プレーヤーはどんなことがあっても、体力や息切れを回復できるように、または、アドバイスを受けるためにプレーを
遅らせてはならない。

⑵ 主審はいかなるプレーの遅延についても、それを判断・処置する唯一の決定者である。

 

第5項  アドバイスとコートを離れることに関して
⑴ シャトルがインプレーでない(第15条参照)のときに限り、プレーヤーはマッチ(試合)中、アドバイスを受けるこ
とができる。

⑵ プレーヤーは本条第2項のインターバルを除き、マッチ(試合)中、主審の許可なしにコートを離れてはならない。

 

第6項  プレーヤーは次の行為をしてはならない。
⑴ プレーを故意に遅らせたり中断したりすること
⑵ シャトルのスピードや飛び方を変えるために、故意にシャトルに手を加えたり破損したりすること
⑶ 見苦しい服装でプレーをしたり、審判員や観客に対して横柄な振舞いをしたりするような、下品で無礼あるいは不適切
な態度、言動
⑷ ラケットや身体でネットなどのコート施設を叩くとか、耳障りな掛け声や叫び声を発するなど、競技規則を越えた不品
行または不快な行動

 

競技規則(公益財団法人 日本バドミントン協会採択)より引用

 

上記の内容をご一読いただければお分かりいただけると思いますが、どれも当然のことだと感じませんか。正々堂々とプレーをしていればどれにも抵触することはないでしょう。

 

勘違いされがちなのは第5項の(1)で、ラリー中でなければコートを離れてアドバイスをもらっても問題ないと、考える選手と指導者がたまにいるので注意が必要。

コートを離れることができるのはインターバルのときだけ。続く(2)でも補足説明されていますが注意しましょうね。

 

また第6項は大人ならば絶対に遵守しましょう。プロの試合でタオルで汗を拭いたり、給水をするシーンが見られますがあれはきちんと主審に許可をもらっているから問題ありません。許可が下りない場合は手で汗をぬぐっていますね。

したがって、これらの行為は不当にプレーを遅らせる行為にはなりません。

 

ただし、何度もタオルで汗を拭いたり、給水をする行為が許可されない場合もあります。何度もやると「息切れや体力回復行為」とみなされてしまうからです。

 

インプレーでない時のフォルトについてバドミントンのルールでサーブフォルト(反則)になる場合は?でもお話ししていいますのでぜひ、ご一読ください。

 

 

ルール上には記載されていないが守りたいマナー

ゲーム開始前の挨拶

対戦相手選手と、ダブルスであればパートナーに「お願いします」と声をかけましょう。学生でしたら大きな声で挨拶できれば、より良いですね。

 

また、軽く会釈をするサークルもありますので、そのあたりは臨機応変に行えば問題ありません。公式大会の場合は、握手をする場合もありますので、そのときに挨拶するのがいいです。

 

一言アドバイス
挨拶は非常に重要。積極的に行いましょう。

 

審判と線審へ挨拶をする

審判が「ラブオール・プレー」とコールしたら、「お願いします」と軽くお辞儀をしながら言いましょう。主審だけでなくサービスジャッジ、線審にも挨拶をしてあげるといいでしょう。

 

滅多にないことなのですが、挨拶しているときにサーブを打ってくる選手がいます。審判がプレーとコールしているのでルール上問題はありませんが、打つ素振りをしないようにすること。レシーブの準備が整っていないとしてレット扱い=やり直しになります。

もし動いて反応してラケットを振ってしまったら、「プレーをする意思がある」と判断されますので挨拶をしている途中にサーブを打たれたら動かないこと。

 

相手選手の顔面に当ててしまった場合

試合中に相手選手の顔面にシャトルが当たってしまうことがあります。偶然の時もあれば、意図的に相手選手を狙うときもありますが、どちらにしても「すみません」「ごめんなさい」の一言は大切。

上級者、経験者に多い謝罪のやり方で、手を上げて無言で謝るケースもあります。このように謝罪の意思を相手選手へ表すことが重要。

 

対戦相手のコートに返球する時は優しく渡す

丁寧にネットの上から返球しましょう。相手選手がいる方へ軽いふんわりとしたショットでアンダーハンドストローク(下から打つ)で返しましょう。

 

ネット下から勢いよくラケットでシャトルを弾いて打って返すと雑に受け取られるでしょうし、ネット上から返したほうが丁寧な印象を受けますよね。

 

また、稀にオーバーヘッドストローク(頭上から打つ)で返す人もいますが、アンダーハンドストロークだと相手コートに届かないからでしょう。相手コートへやんわりとしたショットで返せない位置の場合は、ネット前に移動してから打つこと。

 

オーバーヘッドストロークで返さないのは攻撃されている感覚に似ているので、いくらクリアのような山なりのショットでも良い気分にはならない選手もいるからです。

 

シャトル交換は審判に手渡しで行う

シャトルの羽根が壊れて、新品に交換するときは、審判に手で交換するシャトルを渡しましょう。

 

一言アドバイス
シャトルの交換はラリーの流れを変えてしまうこともあります。

 

相手選手への同意も得たうえで、手で持ってシャトルが壊れていることを審判に見てもらい、手渡しでシャトルの交換をしましょう。

 

 

【警告】イエローカード・レッドカード・ブラックカード

冒頭で少しご紹介ししたイエローカードやレッドカード、ブラックカードについて解説します。これらは公認審判員規定の【第3条】『主審への助言』に記載されています。

参照元:バドミントンルール百科|公認審判員規定 第3条主審への助言

 

警告に使われるカードについて記載されているのは第7項(3)からです。競技規則書の16条などに違反した場合は選手が主審の近くへと呼び出されて、注意を口頭でまず受けます。その後に主審は右手にイエローカードを持って主審の頭上に挙げて、観客などに周知する。

 

また再び同規則に違反した場合には先に口頭でフォルトの旨を告げられ、その後にレッドカードを挙げます。もし繰り返し注意をしても態度が改められないときには、競技役員長(レフェリー)が失格にするかを判断します。失格が決定したときにブラックカードを主審へと渡し、主審が選手に失格であると告げたあとに、主審は頭上にブラックカードを挙げて失格であることを周知するのです。

 

このとき失格となった選手は、同一大会でエントリーしているすべての種目で失格となります。

 

まとめ

 

指導者や、地域によっても少しずつマナーが変わったりするので、マナーに敏感になりすぎる必要はありませんが、細かいところで相手の気遣いが見えたりすると嬉しいもの。

 

またルールで規定されている不品行な振る舞いは頭に血が上って冷静になれてないときにクセでやってしまうこともありますので、普段から冷静にプレーをする習慣をつけましょう。

 

一言アドバイス
相手選手もあなた自身も気持ちよく試合ができるように、マナーを守っていけるといいですね。

 

 

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