広告 ルール・競技規則

バドミントンのネットの高さについて解説

バドミントンを地区センターやスポーツセンターでプレイする場合、コートのネットは張られている状態になっています。しかし常にネットが張られていない学校の体育館などでは、コートを準備をするためネットを張る必要がありますよね。

 

そういったときは自分たちでポールをセットしてネットを張らないといけません。バドミントンのネットの高さはルールによって厳密に決められています。

 

地域サークルの場合などは参加者に大人もいるし、ジュニア選手(小学生以下の子ども)もいます。バドミントンのネットの高さを、大人に合わせるとジュニア選手にとっては高すぎるように感じたことはありませんか。

 

バドミントンのネットの高さは同じで良いのか、ジュニア選手用では異なってくるのかについてお話します。

バドミントンのネットの高さについての規定

画像引用元:競技規則(公益財団法人 日本バドミントン協会採択)

結論から言うと、バドミントンのネットの高さは競技規則で決められており、年齢によって高さが変わることはありません。練習ではおおまかにネットを張っても練習ができますが、ネットの高さは競技規則で次のように定められています。

第1条 コートとコートの設定

~前略~

第4項  ポストは、コート面から1.550mmの高さとし、第1条第10項で規定されるようにネットをしっかりと張ったときコート面と垂直に保つことができるものとする。
第5項  ポストはシングルス、ダブルスの別を問わず、図Aのとおりダブルスのサイドライン上に設置する。ポストまたはその支持物はサイドラインを越えてコート内部まで延長しないこととする。(大会運営規程第2章第6条に述べられている第1種大会以外の大会では、マッチに支障をきたさないことを条件に旧検定合格のポストを使用しても良い)

第6項  ネットは、濃い色で、一様な太さの細紐で均等に15㎜から20㎜の網目で作られたものとする。
第7項  ネットは、丈が760㎜で、幅は少なくとも6.1mmはあるものとする。

第8項  ネットの上縁は、幅75㎜の白色のテープを、二つ折りにして覆い、そのテープの中にコード(紐)またはケーブル(綱)を通す。このテープの上部は、紐または綱に密着していなければならない。
第9項  コード(紐)またはケーブル(綱)は、ポストの上部と同じ高さでしっかりと張ることのできるものとする。
第10項  コート面からのネットの高さは、中央で1.524mm、ダブルスのサイドライン上では1.550mmとする。
第11項  ネットの両側とポストの間に隙間があってはならない。必要な場合にはネットの両側(丈全部)をポストに結び付けなければならない。

 

引用元:競技規則(公益財団法人 日本バドミントン協会採択)

 

このようにネットに関する規定は細かく定められているのです。公式試合であれば上位の大会にいくほどこの規定を順守したコート設営がされます。

 

ネットの張り方のコツ

全体重を使って力まかせに、ネットの白い帯部分と床を水平に張ろうとする人がいますが、規定ではネット中央が両端よりも26ミリ低いです。したがって、床と水平になるようネットをはらなくてOKです。ネットの中央部分が少し両端と比べて低くなるように張りましょう。

 

ネットの両サイドにあるヒモは、ネットとポールの隙間がないようにしっかりと留めましょう。ネットと支柱の隙間をシャトルが抜けてしまうことも極稀にあるので、試合会場のセッテイングをするならば確実に結んでください。

 

一言アドバイス
ちなみにパラ競技(車椅子バドミントン)では、ネットの下部分にあるヒモを結びません。これはチェンジエンズするときに、ネットをくぐって移動できるようにするためです。

 

体育館などにある備え付けのバドミントン用具は、ポールを床にある穴へ挿してネットを張るだけなので便利です。しかし、体育館やスポーツセンター以外でも練習をするという人は、簡易のネットの使用も検討してみてはどうでしょうか。

 

下記のアイテムは片付けが簡単にできるように作られてるので、体育館などを使えないときにあると便利ですよ。また体育館に設置したコートとコートの間の隙間を塞いで設置すれば、コート半分ぐらいのスペースを作ることができます。紐を張るよりもネットがあったほうがコートで練習している感が出て良いでしょう。

大人も子どももバドミントンのネットの高さは一緒

バドミントンはラケットを使ったり、ジャンプをしたりするので、大人も子どももネットの高さは同じです。

 

ちなみにバレーボールは、小学校・中学校・高校・男子・女子で身長格差が大きいことから、ネットの高さは年齢に応じて変えなければなりません。身長格差・体格差はあるけれど、ラケットを使うことからバドミントンのネットの高さは一緒で良いとされているのでしょう。

 

ラケットについても同様で、大人用子供用などの区分はありません。バドミントンのラケットの選び方!初心者におすすめは?でもお伝えしている通り、あなたに合ったモノを選びましょう。

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まとめ:バドミントンのネットの高さ・張りかたについて

バドミントンはラケットを使う競技性から、身長差・体格差があまり関係のない競技ですので、ネットの高さは大人も子供も一緒で良いのです。大きな大会ではバドミントンネットをきちんと規定どおりにはる必要がありますが、練習ではそこまで気にしなくても大丈夫でしょう。

 

他の競技では身長格差や体格差があり、ネットの高がそれぞれの場合もありますすがバドミントンは、大人もジュニア選手も一緒の高さのネットでプレイすることが可能。

 

またネットの中央部の高さは1.524mm、ダブルスのサイドライン上では1.550mmと決まっています。ネットを張るときに力いっぱい引っ張る必要はなく中央は少したるんでいるぐらいでよいのです。

 

バドミントンはネットの高さについては老若男女を問いませんので、是非いろんな人たちとプレーしてみてくださいね。

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