『バトミントンがうまくなるコツが知りたい!』『なかなか上達しないのはなぜだろう?』と考えるのはごく自然なことです。誰でもうまくなるために練習をしています。
そして試合に勝ちたい、スマッシュをかっこよく打ちこめるようになりたいと理想の自分へ近づこうとするもの。しかし、努力した分だけ必ず報われるほど現実はそんなに甘くないですよね?努力の量に応じて、必ずしも成果が得られるとは約束されていません。
今回はバドミントンが上手くなるコツと、上達するための近道をお教えします。
目次
参考教材:バドミントンシングルス勝つための必勝法と練習の極意
バトミントンがうまくなるコツはある!上達するための近道は考え続けること
まずバトミントンがうまくなるコツが存在するのか?そして上達しない理由は何かが気になりますよね?結論からお教えすると、うまくなる・上達するコツはあります。それは常にどうやったら上達するのか、うまくなるのか考え続けること。
もし上達しない理由が明確にあるとすれば、それは間違った練習をしているか、練習の目的を見失っている可能性があります。
間違った練習とは、例えば練習のための練習をしているときです。ヘアピンショットの練習をしているときに、いかにネットにかけないか=ラリーを続けることを目的としてしまえば上達はあり得ません。なぜなら、ヘアピンの練習をするときはいかに相手を動かすかなどを考える必要があるからです。スピンをかけてエースショット(決め球)を狙ってみたり、相手にバレないように視線をずらしてクロスやストレートに打ってみたりするなどをしなければうまくなりません。
このように練習の目的がズレてしまっていると、いつまで経ってもどれだけ練習に時間をかけても上達しないでしょう。
また練習の目的を見失っている人がうまくなることもありません。これは極端に言えば、うまくなりたいと思っていない人です。例えば中学生や高校生で顧問やコーチが気に入らないこともあるでしょう。
怒られるから仕方なくやっている、練習をサボるといじめられるから練習に参加しているという人はうまくなりません。
バドミントンが好きで楽しくて仕方ない人が練習をするのと、そうでない人が競ったら、バドミントンが好きな人のほうが勝つと思いませんか。これは勉強でも、社会人になってからの仕事でも同じですよ。数学が好きで勉強している人と、嫌だなと思いながら塾で数学を勉強させられている人なら、数学好きな人が試験でも良い点数をとれると思いませんか。
バドミントンでも同じことが起きています。顧問やコーチに限らず、先輩やダブルスのパートナーといった人たちから圧力を受けて練習に参加しているなら、うまくはならないでしょう。
自発的に練習に参加したい、シャトルを打ちたいと思えないなら辞めてしまったほうがいいですね。時間をかけても上達しませんから。
停滞期=プラトーの可能性あり
うまくならない原因としてプラトーの時期である可能性があります。これは簡単に言うと実力の向上の停滞期のようなもので、今までと同じ練習ではレベルアップができなくなっている状態を指します。
簡単な例を出すなら、毎日腕立て伏せを20回やっていた人が3ヶ月も経つとまったく筋力が付かなくなってしまう状態です。この人がさらなる筋力を得るためには、20回に到達するまでの時間を短縮させるか回数を倍の40回に増やすかする必要があります。
いつまでも同じ重量のバーベル上げを同じようにやっていても効果は得られないのはイメージできますよね。同様の事象がアナタの練習でも起きているかもしれません。
シングルスのプレーヤーならば、1対1で部活やサークル内で負けなくなったらならば1対2で試合をしてみるといいでしょう。それでも負担に感じないなら相手を3人にするか、自分が打つショットに縛りをつけること。ダブルスなら相手を3人、もしくはローテーションしないなどしてみてはいかがでしょうか。ひたすら前衛の練習、後衛の練習と固定してみると集中的に鍛えられますよ。
バドミントンが上達しない・上手くならないのは練習の方法が悪いのか?
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参考:バドミントンが上達しない・上手くならないのは練習の方法が悪い?
上達したいならイメージが大切
これはバドミントン以外のスポーツでも言えることなのですが、イメージ力は大切です。アナタ自身がイメージして描いている動きと実際に動いている体は、ずいぶんズレが生じていることがあります。
そのため、どんなにうまい人から指導を受けても、レッスン動画などを見ても、自分の動きに反映されていなければ、まったく上達しません。
特に大きな動きほど、ズレが大きくなっていると言えるでしょう。
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バドミントンで大きな動きは、スマッシュ、ドロップ、クリアなどのオーバーヘッドストローク系ショット。
スマッシュは全身の力を利用して速く角度をつけて打てるようになる必要があります。またスマッシュと見分けのつかないフォームのドロップやクリアなど、体の動きが同じフォーム打てなければなりません。
大事なのは、うまいプレーヤーとあなた自身の動きを比較してどこが違うのかに気づき、そこを修正するようにしていかないと上達は困難です。恥ずかしくても自分のプレーしている姿を動画撮影してもらえば、改善点が見つかるかもしれません。
それでも上達を感じることができないならば、教材で学習してあなたの中にあるバドミントンの概念を変えてしまうこと。
私の場合で言えば、ハイバックショットにおけるグリップの握り方です。ある教材の中でハイバックショットを打つときにサムアップグリップではなく、コンチネンタルグリップで握れば打ちやすくなると知りました。それを試してみたら、今までと比べて劇的に打ちやすくなったのです。
当サイトでも紹介しているバドミントンシングルス勝つための必勝法と練習の極意では具体的にバドミントンの練習方法についてまとめられており、非常にオススメです。まだ動画教材は買ったことがない人はこの機会にぜひ買ってみてください。
バドミントンの練習を休むことでうまくなる
誰でも老若男女問わず毎日365日休まず練習していれば、上達するということはありません。
小学生、10代前半であれば、毎日のように練習をして心肺機能、バドミントンに必要な運動神経回路をできるだけ養った方が良いです。しかし10代後半、20代になると、体の成長が止まってしまうため、毎日の運動は逆に負担となっているだけの可能性があります。
したがって、体はある程度の練習後は充分な休養を取り、回復をさせたほうがいいということ。疲労感を残したまま次の練習に臨んでも上達はしないと考えるべきでしょう。
また常に練習できる環境下におかれるとシャトルを打つという行為が、習慣となってしまってプラトーに陥りやすくなる可能性があります。
最近うまくなった感じがしないと思っているなら、練習を休んでみるといいでしょう。体の疲労感がしっかりとれると練習にも集中できますし、限られた時間でしかシャトルを打てないとなれば、集中力も目的意識も自然と上がるので効率のいい練習にもつながるでしょう。
もちろん、シャトルを打つ練習を休んでも体に負担の少ない練習を自宅などで行うのはOK。しかし、その場合は必ず目的意識と時間を決めて実施すべきです。壁打ちやグリップの持ち替え練習など体に負担のならない練習をするといいでしょう。
具体的に自宅でもできる練習方法については下記の記事でお話ししていますので、参考にしてみてください。
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【かべ打ち君】バドミントンの壁打ちを家でやる!自宅で使える壁打ち専用の板がある!?
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参考:バドミントンの壁打ちを家でやる!自宅で使える壁打ち専用の板がある!?
まとめ:うまくなりたいなら考え続け、ときにはしっかりと休むこと
バドミントンがうまくなるポイントを3つ紹介しました。ひとつめはうまくなるにはどうしたらいいか考え続けること。
ふたつめに大事なのは、上達した自分のイメージを持つということ。
3つめは、休みをとって疲労感をなくして練習に臨んだ方が上達を感じやすく、また成長する可能性も上がるとお伝えしました。
中学・高校の部活動であれば、体育館が使えない日は走り込みなどで練習をして、休まず練習してもいいかもしれません。しかしそれが原因で、シャトルを打つときに体調が万全じゃないというのは望ましくありません。あくまでも体を動かすことをやめないのが大切です。もちろんオフとしてしまうのもいいかもしれません。
ときには休むということも、立派な上達のテクニックだと覚えておきましょう。
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