バドミントンのトレーニングにメニューに縄跳びの練習を取り入れると、バドミントンも上達する。具体的には、フットワークが鍛えられます。
縄跳びでバドミントンの上達につながるのか思う方もいるかもしれませんが、縄跳びは自宅でもできるので、ぜひおすすめしたい練習メニューのひとつ。
今回は、縄跳びがバドミントンのフットワーク力向上になぜつながるかお話ししていきます。
バドミントンのトレーニングメニューに縄跳び練習?
バドミントンのトレーニングメニューに縄跳びを練習に取り入れるのは効果的です。縄跳びでは、バドミントンのフットワークに必要な脚力やスタミナ、集中力を鍛えることが可能。
バドミントンの練習は基本的にラケットとシャトルを使う場合、壁打ち練習などを除いてはふたり以上でないとできませんが、こういった体力作りを目的とした練習は、一人で行うことができます。
壁打ち練習やひとりでできる練習方法については下記の記事でお話ししていますので、ぜひ読んでみてください。
参考:バドミントンの壁打ちを家でやる!自宅で使える壁打ち専用の板がある!?
縄跳び練習の積み重ねによって、バドミントンのコートの中でリズムがいいスムーズなフットワークができるようになる。
なぜなら縄跳びは手首を使う競技なので、手首(リスト)の力がつき、追い込まれた姿勢でも手首の力だけでリターンすることも可能となります。
そしてバドミントンのフットワークの大切なポイントである足を床にべったりとつけないということも、縄跳び練習をしているうちに自然と身につく。
縄跳びでバドミントンの上達に必要なさまざまな力をつける
前述したとおり縄跳びを練習メニューに取り入れることで、バドミントンで必要な力がついていきます。具体的には下記の3つの力が向上する。
- 脚力の向上
- スタミナの向上
- 体幹を養うことが可能
体幹とは文字通り、体の幹(みき)ということ。体の幹(みき)とは胴体の部分を指しますので、つまり体幹を養えるということは、胴体を鍛えるということになります。
例えば腕だけを鍛えて強靭でたくましい腕力がついたとしても、胴体部分が不安定では腕力を活かすことはできない。脚力にしても同じです。
手、足、頭など胴体から繋がっている部分を機能的に活かすためにはこの胴体部分が重要なので、体幹を鍛えることはバドミントンでも重要。
この場合の体幹とは胴体部分のことですから、具体的には胸筋、背筋、腰回り、腹筋はすべて体幹の構成要素ということになります。

フットワークの速度を向上させるには、初動の一歩が大切。したがって、ヒザをバネのように使えるとフットワークの初動は速くなり、そのバネの役割を果たす力をつくれるようになるのが縄跳び練習なのです。
さらなる高みを目指すあなたへ
このブログは、いくつかのバドミントンの教本や動画教材を参考に記事を執筆しています。その中でもドリブンクリア、ハイバック、スピンヘアピンなど難易度の高いショットが打てるようになったプレーヤーがさらに成長するためには、試合で勝つことを強く意識した練習が必要。
この試合に勝つための練習においてはバドミントン上達革命が一番適しています。
このバドミントン上達革命はインターハイ常勝校の埼玉栄高校男子バドミントン部コーチである山田秀樹氏が監修している教材。
教材の中では試合で勝つためのあるポイントを5つ押さえて、勝つための戦術について解説しています。この5つのポイントについては、【DVD商品レビュー】バドミントン上達革命の評判・口コミでお話ししているのでぜひ確認してみてください。
縄跳びでバドミントンのフットワーク強化
たとえば、相手選手がスマッシュの体勢からドロップしたときに、縄跳び練習をする前ならネットの白い帯部分より下からすくいあげて、ロブで打ち上げることしかできなかったようなショットでも、ヒザのバネを利用したリアクションステップからの動き出しができるようになるでしょう。
リアクションステップについてはバドミントンのフットワークの教え方!コート奥への下がり方と練習方法でお話ししていますので、併せて読んでみてくださいね。
さらに最後の一歩も大きくなるので、より速いタイミング、高い打点でシャトルに触ることができるようになるので打てるショットの幅も広がっていく。
ヒザのバネ運動をうまく利用できないと、フットワークの踏み出しが遅れるだけでなくヒザへのダメージも大きくなるのでケガの可能性も高まりますので、膝の屈伸運動は意識しておくとイイでしょう。
まとめ
縄跳び練習の効果は、ある程度の期間継続しないと効果は実感できません。
1回やったからと言って満足して終わるのではなく、部活動であれば体育館で練習ができない日は必ずやる、週3回はやるなどの明確な目標を立ててトレーニングをしてみてくださいね。
