戦略・戦術・指導

バドミントンのダブルスにおける前衛と後衛のうまい役割と戦術

投稿日:2018年10月5日 更新日:

 

バドミントンのダブルスおいては、フォーメーションがあります。前衛と後衛に分かれるトップ&バックの攻撃的フォーメーションと守備に徹するためのサイド・バイ・サイド。

 

このフォーメーションについては、ミックス(男女混合)ダブルスにおいては、男子が後衛、女子が前衛になるのが望ましいとされていますが、同性の場合はローテーションを行い、シチュエーションに合わせたフォーメーションへ変形する必要があります。

 

そして、攻撃的フォーメーションのトップ&バックになったとき前衛・後衛というポジショニングが発生してくる。このときに前衛と後衛の役割を理解しているペアとそうでないペアとで実力に大きな差が出る。

 

ダブルスのフォーメーションの名称と意味については下記の記事が参考になります。バドミントン初心者の人はまずそちらを参考にしてくださいね。

 

参考:バドミントンのダブルスにおけるフォーメーションの名称とローテーションのコツ

 

今回はダブルスの前衛と後衛の役割についてお伝えしていきます。

 

 

本記事参考教材:バドミントン上達革命~トップ選手になりたい中・高校生へ~ 【埼玉栄男子バドミントン部コーチ 山田秀樹 監修】DVD2枚組

 

バドミントンのダブルスでの前衛と後衛の役割

バドミントンのダブルスにおける前衛と後衛の役割は当然ながら異なってきます。「前衛」は、前方を守り、「後衛」は、後方を守るという役割がある。

 

バドミントンでラリー中はコートの打つ場所によって、相手へのリターンはある程度決まってきますよね。それによって、「前衛」「後衛」での攻撃パターンは自然と決まってくるのです。

 

ダブルスの場合は、シングルスと異なってパートナーがコートのほぼ半分を守ってくれているので、ひとりで穴がなくなるような動きをする必要がありません。

 

一言アドバイス
しかしその代わりに、ダブルスは2人のスキルを上手く活用するために試合中のフォーメーションを考える必要があります。

 

つまり、相手とラリーをしながら自分たちの動きが、「攻撃」か「守備」かのフォーメーションに切り替わっていく。

 

なので、ダブルスの場合は、先に「攻撃」のフォーメーションに切り替えることがポイント。

 

先に「攻め」のフォーメーションになったら、相手の守備を崩しながらシャトルを下向きに打ち続けます。そうすれば、相手のフォーメーションが崩れていき勝率が高くなる。

 

 

前衛での役割とは

 

前衛の役割とは結論から言うと、ひとつは迷わないこと。前衛がシャトルに対応しているならば、後衛はもうそのシャトルに対しては前衛に任せて、次の返球に備える位置に移動する必要があります。

 

しかし、ダブルスのローテーションの基本の動き(前衛は前、後衛は後ろのポジション、シャトルが上がってきても前衛は下がってはならない)だけでは対応できないシーンは出てくる。

 

たとえば後衛がギリギリまでフォアかバックサイドに動かされて、何とか追いついてドロップショットで返したとします。そしてすぐに逆サイドの奥にロブが返された。

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このケースではダブルスの基本に忠実に従うならば、トップ&バックを維持するために、そのシャトルはまた後衛が拾うべきショットということになりますが、パートナーの状況を把握できていたら、追いつけないと判断できます。

 

どちらかのサイドに振られた後衛よりも、前衛がカバーに入った方が効率が良いケースもあるでしょう。こういう時は、前衛がすぐさま判断してカバーに入る(シャトルを拾いに行く)、という選択もあり得る。

 

一言アドバイス
声を掛け合ってでも、試合中にコミュニケーションをパートナーととったほうがよい場合もあります。ダブルスは協力が大事。

 

ダブルスの前衛の役割については下記の記事でもお伝えしていますので、まだ読んでいない人はぜひ確認してください。

 

参考:バドミントンのダブルスで前衛にいるとき反応が遅れる!前衛の役割とは

 

 

後衛の役割は?

後衛の役割のひとつは、前衛の動きを見ること。もちろんシャトルを目で追うことも大事ですが、後衛は前衛を見ることができますが、前衛が後衛を見るのは好ましくありません。なぜなら、前衛が後衛を目でいちいち確認していたらシャトルへの反応が遅れるから。

 

相手からのリターンのほとんどのショットに対応しなければならないのが後衛です。さらに後衛という文字通り、コートの後ろ(奥)の距離のあるところからリターンをする場面が多い後衛。

 

下向きのショットであるスマッシュショットやカットショットなどで攻めなければなりませんが、コート奥からスマッシュを打ってもエースショット(決め球)となることはなかなかありません。

 

したがって点を取りやすいのは、近距離から打つシーンが多い前衛。前衛が機能するようサポートするのは、後衛のもっとも重要な役割のひとつであると言えるでしょう。

 

 

まとめ

 

ダブルスはなによりパートナーとのコミュニケーションが大切です。多くのブログで目にしたり、誰かから聞いたこともあるかもしれませんが、バドミントンのダブルスは1+1=2ではない。前衛・後衛がそれぞれの役割を判断し行動することで、1+1は3にも4にもなるのです。

 

一言アドバイス
ペアとの相性がよければその実力は無限大!

 

無言で振り返りもしなければ、ラリーの間に声も掛けないのではなく、パートナーと協力する姿勢があれば、良いペアになれる。繰り返しになりますが、普段の練習からコミュニケーションをしっかりと取るようにしましょう。

 

ダブルスの戦術については下記の記事でも触れているので、ぜひ参考にしてください。

 

参考:バドミントンのダブルスで勝つ方法は?試合での戦術・攻め方について

 

 

追伸:本記事参考教材について

 

このバドミントン上達革命インターハイ常勝校の埼玉栄高校男子バドミントン部コーチである山田秀樹氏が監修している教材。

 

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