雑学

バドミントン専用コートマットのお値段は?~バドミントン雑学~

2018年8月30日

 

バドミントン専用コートマットのお値段は新品で約100万円。

 

普通の体育館はバドミントンのコートラインだけではなく、バスケットボールやバレーボールのラインが引いてありますが、この状態だとバドミントンのラインが見えにくいですよね?

 

そこでバドミントンのコートラインだけをハッキリと見やすくしてくれるのが専用コートマットの役目のひとつ。

 

今回はバドミントンプレーヤーなら、誰もが憧れるバドミントンマットについてお話しします。

 

 

バドミントン専用コートマットのお値段と効果

バドミントン専用コートマットのお値段は約100万円ですが、それに見合うだけのメリットがあるのかを説明します。

 

コート内で滑りにくくなる

コートマットは特殊なゴム素材でできているため、通常の体育館の床(以下、フロアー)よりも滑りにくくなります。ただし、シューズの裏のホコリなどの汚れをしっかりと落とさないと、フロアーでプレイするよりも滑りやすくなる。

 

当然、フロアーでも同じことは言えますが、同じシューズで靴底の汚れ具合が同じであれば、フロアーのほうが滑りにくいと感じるかもしれません。

 

一言アドバイス
指導者(コーチ)はプレーヤーに対してフロアーとコートマットの違いを伝えて、普段以上に靴底の汚れに気を遣うよう教えてあげましょう。

 

上記のようなデメリットも一部ありますが、それ以上のメリットがコートマットにはまだある。それは、コートマットはグリップ性が高く、さらにクッション性も高いので身体的な負担が少ないこと。

 

とくにヒザと腰への負荷が少ないため、フロアーでの試合より疲れにくいことがメリットのひとつです。そのため、プロ選手はコートマットでのプレイに慣れているので、フロアーでのプレーをしんどく感じる可能性がある。

 

グリップ性能にも優れており、身体的にも負担が少ないのがコートマットのメリットですが、グリップ性能が高いことが原因で起きるデメリットがあります。

 

先に靴底が汚れているとフロアーでプレーするより滑りやすくなるとお伝えしましたが、それに加えてもう一つあります。

 

それシューズの靴底(ソール)の減りが早くなること。グリップ性能が高いということはそれだけ摩擦が大きく発生しているということです。そのため、フロアーでのプレイをするよりも、コートマットでプレーをしたほうが靴底(ソール)は早く擦り減っていく。

 

参考:捻挫の原因はバドミントンシューズのせい?靴のサイズは大きめorきつめ?

 

専用コートなのでライン際の判定がしやすい

冒頭でも述べましたが、通常の体育館ではバスケットボール、バレーボールなどの他の競技のラインも引いてあるためバドミントンのコートラインが見えにくいことがありますが、専用コートを敷けばバドミトンプレイ専用の競技場へたちまち変わります

 

参考:バドミントンでイン・アウトの見分け方とは?

 

バドミントンをプレーする人ならばぜひ知っておいていただきたいのですが、この専用コートを設置するのはかなりの重労働なのです。例えばコート1面4分割されている場合でも、1つ50~60キロ。

 

さらに、少しでも空気が入るとプレイ中にズレてしまうので空気が入らないように徹底してエア抜きが行われます。

 

1面を準備するだけでも非常に重労働となるため、設置する時間はおよそ2時間。大規模な試合ではこれを30面分用意しないといけなくなる。運営側からするとすごい負担になりますよね?

 

1面分のコートマットの値段はおよそ100万円ですが、毎回新品で用意するわけではありません。バドミントン協会が所有しているものだったり、公共の体育館の備品を集めて使うことが多いそうです。

 

それでも輸送コスト、人件費を考えると莫大な金額がかかっているのは間違いない。

 

 

まとめ

 

プレイヤーからすると、コートマットでのプレイは非常に魅力的に感じるでしょう。またラインがハッキリするというのは線審(ラインズマン)も判断がしやすくなります。線審については下記の記事をご確認ください。

 

参考:バドミントンのイン・アウトの判定~これを読めば線審が怖いことない~

 

ただし、コートマットでのプレイには莫大なお金がかかっているということを忘れないこと。とくに生徒・学生であるならばお金を出してくれている人たちに感謝することを忘れてはなりません。

 

さらに、大会運営に携わってくれている人にも感謝をしましょう。コートマットだけでなく大会の運営というのは非常に大変なこと。事前に準備をしっかりとしてくれている運営者の方々へも感謝の気持ちを持って、試合に臨むべきです。

 

参考:バドミントンのルール・マナー、悪い態度は反則!?挨拶はしっかりと

 

話を戻しますが、コートマットは高額で設置の手間もかかる。このことは覚えておきましょう。ただし、国際試合でもコートマットで行うこともあれば、フロアーでプレイすることもある。大会運営側の方針に沿って試合をするので、コートマットだから、いつも以上の実力が出ることはありません。

 

一言アドバイス
バドミントンプレーヤーならば、「いつかコートマットでプレイする大きな大会に出場してやるぞ!」と目標にするのもいいですね。

 

 

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