バドミントンが上達しない、上達を実感できない、試合に勝てないなどバドミントンを続けていると壁にぶつかることが多々あるでしょう。それは何もあなただけに限った話ではありません。
多くのバドミントンプレーヤーが陥る状況であり、上達する過程で必ず訪れる現象と捉えていただいて構いません。しかし、上達を実感できないとバドミントンが楽しくなくなってしまうかもしれませんね。
上達を実感できないときには、原因があるのです。今回はバドミントンが上達しないと感じているときの解決策をお伝えします。
目次
バドミントンが上達しない・上手くならない原因
バドミントンが上達しないと感じているのは、紛れもなくあなた自身の問題です。あなたがそう思いこんでいるだけであって、実は上達していることもあります。
それでも上達していないと感じるのであれば、何か課題が出てきているのでしょう。その課題を解決することによって上達を感じられる可能性があります。
続いて上達していない・上手くなっていないと感じる原因を挙げていきます。あなたに当てはまっていることはないかチェックしてみましょう。
基礎ができていない
初心者のうちに基礎を教わらなかったので、バドミントンが上達しないケースがあります。いつからでも遅くはないので、バドミントンの基礎ができている人にアドバイスをもらったり、直接指導をしてもらったりすることで上達しない理由がみえてきます。
また当ブログでもバドミントンの基本については言及しているので、まずは下記の記事から読んでみてください。課題解決になるヒントが見つかるかもしれません。まずはコートの中で動けるようにフットワークの基礎から復習してみてはいかがでしょうか。
参考:バドミントンのフットワークの教え方!コート奥への下がり方と練習方法
誤った自己流バドミントン
バドミントンを始めたときに基礎を教わらないで、ゲーム練習がメインだと自己流の打ち方、動き方になっていて上達していない可能性が高いです。上達するための知識を持っていないために、自己流が原因で伸び悩んでいる可能性があります。
今までのフォームを矯正するのは大変ですが違和感に気がついたときに意識改善をできれば今までより打ちやすくなったり、動きやすくなったりします。特に上達しないことに悩んでいる人は、グリップの持ち方やスイングに悪いクセを持っている人が多くいです。
まずはラケットワークの中でも基本となるグリップの握り方から見直してみるといいでしょう。例えば手の平とグリップの間に隙間を作らず常に強く握りしめているなど間違った持ち方をしている可能性があります。
ラリー中はラケットを軽く持っておいて、シャトルがラケットに当たる瞬間(インパクト時)だけ強く握りこみましょう。こうするとわずかにラケットが動きショットに握力が加わります。
またインパクト時以外は軽くグリップを握っておくと、素早く持ちかえができます。フォアサイドとバックサイドでそれぞれ持ち方が違うので、飛んできたシャトルに合わせてグリップの握り方を変えて対応しましょう。
参考:バトミントンのラケットの正しい持ち方(握り方)と種類を解説!
特に初心者のうちにウエスタングリップを覚えて飛んでくるすべてのショットに対してウエスタングリップで打っている人は、ラケットの持ち方から見直しましょう。
ウエスタングリップの持ち方は、床に置いたラケットに上から手をかぶせるように持つのがウエスタングリップです。フライパン持ちとも言われ、英語では「panhandle grip」と呼ばれています。
「panhandle」の意味は「フライパンの柄」のことなので、フライパン握りという意味になります。初めてラケットを持つ人の多くは、だいたいこのウエスタングリップになるでしょう。その理由はラケットの面が正面にくるのでシャトルを打ち返しやすいからです。
レクリエーションレベルでバドミントンをプレーするなら、この予備動作が少ないウエスタングリップが楽で打ちやすいでしょう。さらに言えばラケットを飛んでくるシャトルに向かって差し出すだけで良いので空振りも減らせます。
スポーツ競技としてプレーするバドミントンでも、状況によってはウエスタングリップのほうが打ち返しやすい場合もあります。ただし手首の力を使うことが難しいので、基本はイースタングリップ(フォアハンド)かバックハンド(サムアップグリップ)で対応したほうがいいと言えるでしょう。
参考:バドミントンのプロ選手でウエスタングリップへ握り替えをする選手はいる ?
バドミントンが上達しない・上手くならないのは環境のせい?
中高生の場合は、部活の顧問がバドミントン未経験の場合だと技術指導を受けられないこともあります。また社会人になってから始めた人は教えてもらえる機会もなく、指導者がいない場合がほとんどだと思います。
このようにバドミントンの競技経験はできたけれども、上達しにくい環境に置かれていることもあるでしょう。もしあなたが上手くなりたいのであれば、自分自身で色々と調べていったり、誰かから教わったりしなければなりません。
当サイトでもバドミントンに関する基礎知識や技術について解説はしていますが、やはりひとつはバイブルとなる教材を持っておくと良いでしょう。例えば当サイトでも紹介している「バドミントンシングルス勝つための必勝法と練習の極意」はバドミントンがうまくなるために必要な知識を動画で学ぶことができます。
今の実力に満足していないなら、こういった教材で学んでみるのもひとつの手段です。
参考:【桃田賢斗選手の指導者】バドミントンシングルス勝つための必勝法と練習の極意【中西洋介コーチ監修】
プラトーの可能性
プラトーとはおもに筋力トレーニング時の停滞期を指す言葉ですが、バドミントンでもプラトーの現象はあります。プラトーに陥ると、今までと同じ練習メニューも関わらず全くと言っていいほどに上達しません。
この原因は休養不足・栄養不足などが挙げられますが、同じトレーニングメニューを何ヶ月もこなしている内容がハードでもプラトーに陥ることがあります。これはトレーニング自体が日常生活の一部だと脳が誤認識して、オーバーロードの原則が適用されなくなるためと言われています。
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この教材の最大の魅力は国内のトッププレーヤーと同じ練習メニューが分かること。またその練習の意義がしっかりと学べる点です。 普段の練習では言われた通り、もしくはいつもと同じ流れで同じ練習メニューをなんと ...
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したがって、プラトーを回避するには練習メニューの多様化が求められます。オーバーロードの原則というのはスポーツ技術の向上を狙う上で、とても重要となるトレーニング原則のひとつです。
オーバーロード(Overload)というのは過負荷という意味なので、過負荷の原則とも言われます。
筋トレであれば50キロのベンチプレスを上げられるようになった→次は55キロのベンチプレスに挑戦するといった感じで筋肉への負荷や重量をどんどん増やしていった方が良いと言われるのは、このオーバーロードの原則によるものです。
筋力トレーニングでは基本中の基本とも言えるオーバーロードの原則ですが、ただ重量を増やせば良いというものではありません。筋肉に対して以前より高い負荷を与えるということが過負荷ですので、重量を上げるなどすればいいのです。
それではバドミントンではどうすればいいのかですが、具体的な目的意識をハッキリと持った練習がおすすめです。例えば次のような練習がバドミントンでは考えられます。
- サーブ練習のときに目標物を設置する
- フットワークのみの素振り練習で制限時間を決めて全力で動く
- 一定の時間ラリーを途切れさせないように短時間集中して動く
これらのように具体的な目的を持って練習することで、いわゆる基礎打ち練習と言われる球種を絞ったラリー練習などの上達効率を上げることができます。もしあなたが毎日の練習内容を漠然とこなしているなら、こういった練習の目的意識を再度確認してみてください。
コートで練習できないときも努力を怠らない
他の人と比べて自分の上達が遅いと感じているならば、他の人より努力するしかありません。あなたが中高生の場合、体育館などの屋内で練習できない時も練習を積み重ねることによって他の人との実力差を埋めていくことが可能となるでしょう。
たとえば縄跳び練習は、バドミントンに必要な筋力・体力を鍛えるのに非常に適しています。縄跳び練習を継続することによって、バドミントンのコートの中でリズムよくスムーズなフットワークができるようになっていくのです。
なぜなら縄跳びは手首を使用する運動なので、手首(リスト)の筋力がつき、追い込まれた姿勢でも手首の力だけでリターンしやすくなります。そうなれば、試合でも負けにくくなるでしょう。
自宅でもできる練習をしよう
自宅でできる練習に壁打ちがあります。壁打ち練習を家でもやるメリットは、レシーブ力の向上につながるからです。さらにひとりでできる練習が少ないバドミントンですが、この壁打ち練習はひとりでもできます。
壁打ち練習の成果で得られる効果は、レシーブ力です。このレシーブ力はダブルスでは必須のスキル。シングルスでももちろんレシーブ力は必要ですが、ラリー展開の早いダブルスであれば特に壁打ち練習をしてシャトルを弾く感覚を養う必要があると言えるでしょう。
また自宅で壁打ちをするといい理由をもうひとつあげるなら、スペースが限られていることが挙げられます。体育館や屋外に比べて動ける範囲と打てる範囲が狭いので、ラケットを大振りすることができなくなります。
こうなると必然的にスイングがコンパクトとなりラケットを大振りすることが減っています。結果的に狙った場所へ打てるようになっていくのでコントロールテクニックが向上するのです。
参考:バドミントンの壁打ちを家でやる!自宅で使える壁打ち専用の板がある!?
参考:【レビューあり】バドミントン壁打ち練習用具「mintonの壁」を紹介!!
その他にも握力トレーニング用具を使った筋トレも自宅でできます。経済的余裕があればトレーニングラケットを購入して素振りをしてもいいでしょう。
ほかにも道具を使用しないトレーニングとして、お風呂の湯船の中で手の平を閉じたり開いたりする運動があります。実際にやってみると、想像している以上に水の抵抗があるので負担は大きいでしょう。
参考:バドミントンのトレーニング インターバルトレーニング・トレーニングラケットを使用した練習
参考:バドミントンの練習は一人でできる?初心者にもオススメの自主練方法
上手くなるために休む
老若男女問わず毎日365日休まず練習をしていても上手くなるということはありません。逆に疲労が溜まってしまいケガをしたり、疲れにくい打ち方を模索したりして実力が落ちてしまうことになりかねません。
そのため練習後は、充分な休養を取り体を回復をさせたほうがいいのです。疲れを残したまま次の練習に臨んでも大きく成長はしないと考えるべきでしょう。
また常に練習できる環境下にいると、シャトルを打つという行為が習慣となってしまいプラトーに陥りやすくなる可能性も否定はできません。
体の疲労感がしっかりとれていると練習への集中力も向上します。さらに限られた時間でしかシャトルを打てないと環境になれば、集中力も目的意識も上昇するので効率のいい練習にもつながるでしょう。
まとめ
バドミントンの上達が実感できなくなっている人は意識の問題が大きいと言えるでしょう。自ら上達しようと思わない人は、実力が上がっていくことはありません。
したがって、各練習において自ら目的意識を持って練習に臨む必要があります。長時間シャトルを打つ時間があったとしても目的意識もなく、ただシャトルを追いかけているだけではテクニックの向上は見込めません。
本文の中で紹介したプラトー(停滞期)に陥っている人は逆にチャンスと捉えましょう。ラケットワークとフットワークの要素がうまくかみ合った瞬間にいきなり上達を感じることができます。諦めずに今の練習へさらなる負荷をかけることによって成長を実感できるでしょう。
ただし、自分を追い込みすぎてまったく休まないのもダメです。適切な休養を取りながら練習することでバドミントンの実力は向上していきますよ!
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